四字熟語の意味





京極十之御題

【無理難題】
道理に合わないとんでもない言いがかり。とうてい実現できそうにない要求。
【異句同音】
皆が口をそろえて同じことを言うkと。また、大勢の人の意見が一致すること。
【沈思黙考】
黙り込んでもの思いにふけること。物事に深く思いを巡らすこと。
【烏合之衆】
数を合わせるための寄せ集め。また、規律も統制もなく、単に寄り集まっているような状態。
【公明正大】
心が公平で、私心がなく、不正や隠し事がないこと。またそのさま。
【軽挙妄動】
あまり深く考えずに、軽はずみな行動をすること。分別がなく、軽率に行動すること。
【舌先三寸】
口先だけでことば巧みに話すこと。口ばかりで心がこもっていないこと。舌三寸。
【厚顔無恥】
ずうずうしくて恥知らずであること。他人の迷惑も顧みずに、自分のことだけを考えて行動すること。
【事実無根】
事実に基づいていない話。実際とはまったく違うこと。根も葉もないこと。
【三者三様】





探偵社十之御題

【金科玉条】
この上なく大切にし、絶対的なよりどころとする規則・法律。
【以心伝心】
わざわざ思ったことを口にしなくても、お互いの心から心へ気持ちが通じ合うこと。
【直情径行】
自分の感情のおもむくままに行動すること。周囲の事情も考慮せず、激情に任せて振舞うこと。
【適材適所】
ある仕事や業務に適した才能のある人を、それに相応しい地位や部署に置くこと。
【言語道断】
とんでもないこと。あまりにひどくて、言葉で表せないこと。もってのほか。
【一石二鳥】
一度の手間で二つの利益を得ることのたとえ。
【毀誉褒貶】
ほめることとけなすこと。世間のさまざまな風評。
【興味津々】
非常に感心があるさま。おもしろみが続いて感心が尽きないこと。
【因果応報】
行いに応じてその報いがあること。
【傍目八目】
当事者よりも、第三者のほうが、物事の真相や是非を客観的に判断できるということ。





巷説十之御題

【神出鬼没】
たちどころに現れたり消えたりすること。不意に現れたり見えなくなったりして、居場所が掴めないこと。
【意味深長】
発言や文章に、奥深い意味や含みがあること。また、言外に別の意味が含まれていること。
【暗中模索】
暗闇の中、物を手探りするように、手掛かりや糸口などが掴めないままに、あれこれとやってみること。
【一目瞭然】
人目見ただけで、はっきり了解すること。ぱっと見ただけでも様子が明らかにわかること。
【権謀術数】
さまざまな計略をめぐらすこと。人を巧みに欺くための策謀。
【有名無実】
名前ばかりで、実質がそれに伴っていないこと。また、集団などが名ばかりで形骸化していること。
【悪戦苦闘】
非常に困難な状況の中で、必死に努力したり、闘ったりすること。死に物狂いで不利な状況に立ち向かうさま。
【一期一会】
一生にただ一度きりであること。人との出会いは大切にすべきだという戒め。
【自業自得】
自分の働いた悪事の報いを自分で受けること。
【千変万化】
物事の状況などがいろいろと変化すること。刻一刻と様子が移り変わること。









【奇々怪々】
常識では考えられないような不思議なこと。常人の理解を超えて奇怪なこと。
【呉越同舟】
仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせること。また、敵同士でも、共通の利害には互いに協力し合うこと。
【自暴自棄】
失望のあまりやけになること。物事が思い通りにならず、投げやりになること。やけくそ。捨てばち。
【荒唐無稽】
考えや言うことに根拠がなく、でたらめで取り留めのないこと。ばからしくて話にならないこと。
【付和雷同】
しっかりとした自分の主張を持たず、軽軽しく他人の意見に同調すること。周囲の意見に流されやすいこと。
【抱腹絶倒】
腹を抱えてひっくり返るほど笑うこと。またはそのさま。
【疑心暗鬼】
心に疑いを抱いていると、何でもないことまで、限りなく疑わしく不安に思えてくること。幽霊の正体見たり枯れ尾花。
【勧善徴悪】
よい行いを勧め、悪行を懲らしめること。善人を尊び悪人を退けること。
【才色兼備】
才能と美貌の両方に恵まれていること。
【一蓮托生】
事の良し悪しにかかわらず、仲間と行動や命運を共にすること。おもに悪い結末を予想したときに使う。
【快刀乱麻】
厄介な事件やこじれた事態を見事に解決するさま。
【街談巷説】
ちまたのつまらない噂話。世間話。風説。
【諸行無常】
世の中の全ては常に変化して、永久不変なものはないということ。
【虚心担壊】
心に先入観やわだかまりがなく、素直なこと。偏見がなく心を開いていること。またそのさま
【理路整然】
話の筋が立っていること。考えや主張がきちんと秩序立っていること。
【百鬼夜行】
さまざまな妖怪が夜に徘徊すること。また、悪人が幅をきかせてのさばること。多くの人間が悪事に手を染めること。